理事コラムを更新しました [育成を前提とした採用が求める採用力/今野 浩一郎]
[2019年5月24日(金曜日)/理事・今野 浩一郎]
育成を前提とした採用が求める採用力
わが国における若者の採用は、新規学卒採用が中心です。この採用方法は、入社後に一人前
の職業人に育成するという暗黙の契約を組み込んだ「育成前提の採用」です。このしくみこそ、日
本型人事管理のコアであり、年功賃金、終身雇用などは、これを前提に形成されています。
現在、就活ルールの見直しが注目されていますが、単に年間を通して新規学卒者の採用活動が
行われるようになるだけなら、入社後に社内で育成するという人事管理のコアに変化はないでしょう
。しかし、そうではなく、年間を通して「若い経験者」を採用することを、通年採用と定義するのであ
れば、いまの中途採用と同じ基準と視点で若者の採用を行わなければなりません。
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