採用力検定について
採用力とは
採用力とは、「組織および社会に有益な採用活動を設計・実行する力」を指します。
本協会では、企業の採用に関わる方々が、基礎的な知識やスキルを身につけるのはもちろんのこと、社会全体の発展につながる力を身につけていただくことを最大の目的に、各種取り組みを行っています。
採用力は、パースペクティブ(採用に対する視座)、マインド(採用に向き合う姿勢)、ナレッジ(採用を良くするための知見)、スキル(採用を良くするための技能)、アクション(採用における意思決定)の5要素で構成される、と定義しています。
採用に向き合う姿勢(マインド)のもと、採用をより良くする知見(ナレッジ)と技能(スキル)を身につけ、採用に対する広い視座(パースペクティブ)を持って、目の前の採用業務に関する意思決定を行う(アクション)。それが「採用力」です。
採用力は様々な機会を通じて獲得・深化・強化させていくことができます。すなわち学習可能な力であり、また学習の必要性があるものだと考えています。
採用力の全体構造
採用の重要性と日本採用力検定協会について
- 企業最適
- 採用担当者の所属する企業にとって好ましい採用という視座
- 社会最適
- 企業の位置する社会全体にとって好ましい採用という視座
なぜ採用が大事なのか。企業の競争優位を決定づける「人」という大切な資源を獲得する活動であると同時に、個人の人生を左右する極めて大きな責任を伴う活動であるからです。
さらに、これからの時代の採用は、個社や個人からの視点だけではなく、それが社会にとってどうなのか、という広い視座で考える必要があります。採用活動が社会的に機能すれば、社会における人材の最適配置が実現します。適材適所が社会レベルで実現すれば、国家レベルの経済活性化にも繋がります。
例えば、経済産業省は『我が国と世界の構造変化と第4次産業革命による変革の方向性』という2016年の資料の中で、生産性上昇率の低い分野に労働者が集中することに問題意識を示しています。成長産業への人材配置が可能になるには、「採用」が社会的に機能していなければならないでしょう。私たちはこのことを「社会最適」と呼んでいます。
採用力があれば、企業にも個人にも社会にも、望ましい結果をもたらすことができます。私たち採用に携わる者たちは、その重要性をしっかりと受け止め、さらに採用力を高めていかなければならないと考えます。
従いまして本協会では、
- ①社会最適の視座を持ち求職者を具体的な個人として尊重する
- ②実学と学問の両方に依拠する
- ③人事・リクルーター・面接官、採用支援事業者、キャリア支援者(学校等の教職員やキャリアカウンセラー)を対象とする
- ④測定ではなく能力形成を目的とする。
- ⑤個人と企業と社会の3視点を重視する。
という5点を、基本的な事業コンセプトとしています。
検定を実施するだけでなく、採用力を高めるために何が必要なのか、採用力の実態を明らかにするための調査・情報発信も併せて行ってまいります。
組織概要
名 称 | 一般社団法人 日本採用力検定協会 |
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設 立 | 2017年7月3日 |
役 員 |
代表理事:伊達洋駆 理 事:今野浩一郎 理 事:服部泰宏 理 事:寺澤康介 理 事:曽和利光 理 事:吉田崇 理 事:吉川安由 監 事:島田隆浩 |
発 起 人 |
株式会社パフ、株式会社ビジネスリサーチラボ |
賛助会員 |
株式会社 i-plug 株式会社インタツアー ジャンプ株式会社 Thinkings株式会社 株式会社 人材研究所 株式会社 人材情報センター 株式会社 シンミドウ 株式会社ストル 株式会社タレントアンドアセスメント 株式会社テックオーシャン 株式会社ToBe 株式会社パフ 株式会社ビジネスリサーチラボ ProFuture株式会社 株式会社 名大社 株式会社 モザイクワーク レバレジーズ株式会社 |
運営事務局 |
東京都千代田区飯田橋 1-5-9 精文館ビル6階(株式会社パフ内) |
連絡先 |
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