理事コラムを更新しました [人は大事にしてくれる人のために生きる/曽和 利光]
[2019年6月14日(金曜日)/理事・曽和 利光]
人は大事にしてくれる人のために生きる
人は、自分の生きる道をどうやって決めるのでしょう。人生にはいろいろな岐路がありますが、ふつうそのうち一つしか選べません。一つを選ぶことは、他のすべての選択肢を捨てるということ。ありえたかもしれない人生を捨てる、勇気のいる決断です。新卒の学生が社会に出て最初に入る会社を決めることはなんと大変なのだろうと思います。
採用を長くやっていると、この重さを忘れてしまうことがあります。内定を学生に伝えるのにメールで簡単に伝えたり、一方的にこの期限内で受諾するか決めろと言ったり、誓約書にサインしろと指示したりする。人の一生を左右する伝達を行うのにしては軽い。受けた側は、心の奥底では「この会社は人を大切にしない会社だなあ」と考えているかもしれません。
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