理事コラム

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[2019年10月29日(火曜日)/理事・釘崎 清秀]

会社説明会はだいたいツマラナイ

ここでは新卒採用のことを前提に書きます。就職活動を終えた学生たちに聞くと、会社説明会の多くを「つまらかった」と評します。でも困ったことに、その事実を採用担当者は知りません。仮にも貴社を応募するかもしれない学生たちです。「貴社の説明会は面白くなかったです」と言うはずがありません。アンケートをとったとしても「とても参考になりました」と答えることでしょう。
 
採用担当者は、往々にしてできる限りたくさんの情報を説明会で伝えようとします。あれも、これも、それも、と、盛りだくさんの情報を用意して、飽きさせないための涙ぐましい努力もしています。そんな努力を知ってか知らでか、多くの学生の本音は「つまらない」です。
 
しかし、そんななかすこぶる評判のいい会社説明会もあります。それは「説明しない説明会」です。
 
学生に限らず、人が一方的に聞かされる情報で後々まで印象に残せるものはせいぜい一つか二つくらいです。だったら、あれもこれも説明する、なんてことは鼻からやめてしまう、という潔さも必要です。では、何をするのか。そもそもの目的に立ち返ってみるとその答えが見えてくるのではないでしょうか。会社説明会の目的はただ一つ。自社に適合する(可能性の高い)学生に本気で応募してもらうことです。「あ、この会社自分に合ってる!絶対受けなきゃ!」と思ってもらうことです。説明会はそのための場なのです。何をするかの答えは貴社にあります。場合によっては「会社説明会」なんていう名前も変えたほうがいいかもしれませんね。
 
出典:『「最高の人材」が入社する 採用の絶対ルール』
(釘崎清秀・伊達洋駆/ナツメ社刊/四六判/264ページ/定価:本体1300円+税)

釘崎 清秀

釘崎 清秀

株式会社パフ 代表取締役

株式会社パフ 代表取締役。明治学院大学経済学部卒業。大学在籍時よりリクルート(現リクルートキャリア)にて就職情報誌の営業に携わる。その後コンピュータ業界に転じ、各種システム等の企画開発に携わり、1995年には国内老舗の就職サイトを立ち上げ1997年に採用支援会社である株式会社パフを設立。一般社団法人履修履歴活用コンソーシアム代表理事も兼務。著書に「キミは就職できるか?」(彩図者)、『「最高の人材」が入社する 採用の絶対ルール』(ナツメ社、伊達洋駆氏との共著)など。

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